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腎臓触診法の一種Guyon法とは?

泌尿器 卒業試験

フランスの外科医Jean Casimir Félix Guyon (21 July 1831 – 2 August 1920)によって編み出された触診法で、これによって見出される腎臓の浮球感(ballottement of the kidney)をGuyon’s signと名付けたそうな。

「腎臓の浮球感」てつまりどういうことかとStedman's Medical Eponymsを見てみると、

Guyon’s sign- ballottement of the kidney in case of nephroptosis, especially when there is also a renal tumor. 

とあり、要するに癌などの腫瘤ができて、腎臓がブラブラしてることなのかと。

「腎臓がブラブラ」?

ちょっと待て。確かうちの卒業試験では、Guyon法は仰臥位で行うことを問われていたはず(わざわざ「ぎょうがいだからぎよん」という語呂まで考えた)。側臥位ならまだしも、仰臥位でどうやって「腎臓がブラブラ」を触診できるのか?

腎臓の触診について懇切丁寧なサイトによれば、腎臓の触診は仰臥位と立位で行うようである。

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In contrast to other organs, an enlarged or ptosed kidney can be Ex­amined by ballottement (Guyon's sign): the right hand feels the kidney while the fingers of the left hand strike rapidly the lumbar region in the angle between the costal arch and the longissimus thoracic muscles: the fingers of the right hand feel vibration of the kidney.

また、上記のようにGuyon’s signの取り方は、右手を腎臓に当てて、肋骨角と胸最長筋(脊柱起立筋の一つ)の間に左手の指を勢いよく入れると、右手の指に腎臓のブラブラを感じる、といったものらしい(手が左右逆だけど恐らく写真2a、2b)。それこそいよいよ仰臥位では難しいと思うので、調べれば調べるほどラビリンス感増したところで諦めようかと思います。

もしどなたか、よくご存知の方居られましたらご教授の程よろしくお願いいたします。